革のお手入れ
革製品を永くご愛好いただくには、きちんとした手入れが重要です。 <日常のお手入れ> 革製品は、日常のメンテナンスをきちんと行っていただくことでより永くお使いいただくことができます。革は人間の肌と同じように、適度な油分によって状態を保っており、これが無くなってしまうと革はそのしなやかさ、強度を失ってしまいます。特に財布などで日常的に曲げたり伸ばしたりと繰り返し使われる部分は、油分がなくなってしまうと“ひび割れ”が発生し、これは修復する事ができなくなってしまいます。はじめのうちは多少面倒に感じるかと思いますが、革も呼吸をしている“いきもの”ですので、しっかりと手入れをしてあげれば、深みのある美しい艶を手に入れることができ、この成長ともいえる過程が、あなたの “道具”を“大切なもの”に変えてゆくはずです。 具体的なメンテナンスサイクルは、通常の使用状態でおよそ月に一回、または艶が褪せてきた時に次の手順で行ってください。 一、水で濡らして固く絞ったやわらかい布(コットン等)で、表面の汚れ、ゴミなどをきれいに拭き取ります。 二、革オイルをやわらかい布ややわらかいティッシュで薄く塗り伸ばします。厚塗りは逆にムラの要因となりますのでご注意ください。オイルは浸透性が高いので薄く塗っても充分に内部組織に浸透します。 三、しばらくおいた後、乾いたやわらかい布で余分なオイルを撫でるように拭き取ります。 四、次に表面を保護するために革クリームを薄く塗ります。余分なクリームはきれいに拭き取ります。 月に一回、このメンテナンスを実施するだけで革は本来の状態を維持できますので、是非行ってください。 <オイル・クリームについて> 市販の革用オイルの中には柔軟剤や染色剤などが含まれているものがあり、これらのオイルを使用した場合、革の変質、変色の原因になる場合がございます。ご使用の際には充分にご注意ください。市販品の中では「ニートフットオイル」または「バッファローオイル」がお勧めです。バッファローオイル(1個 800円)であればお問い合わせいただければご用意いたします。お気軽にお問い合わせください。 <水に濡れてしまった場合> 革の天敵は水分、湿気です。革はその製造(なめし)過程で何度も伸縮させられていますので、水分を多量に吸ってしまうと乾燥時に形が変わってしまうことがあります。また、濡れている時は特に熱にも弱くなってしまいますので、ドライヤーなどを使用して急速に乾かすこともできません。万が一濡らしてしまうようなことがあれば、、吸水性の高いタオルなどの布等で濡れた部分を軽く叩いて水分を取り除き、風通しの良い日陰などで自然乾燥させてください。乾いた後は油分が飛んでしまっているので、必ずオイルメンテナンスを行ってください。ただし、乾く前にオイルを塗るのはおやめください。 <カビが生えてしまったら> カビの発生要素は、多湿・暗所・汚れなどです。保管場所にはこういった場所を避け、手入れを怠らぬようにしください。もしカビが生えてしまったら、表面を乾燥した布などで拭き取ることで落とせる場合がございます。ただし、厳密にはカビは革の繊維に絡むように生えるため、完全な除去は困難です。カビが生える事がないよう、取扱い、保管場所には充分ご注意ください。 |


